ハイドロキノンとは

成分紹介

ハイドロキノンとは?

ハイドロキノンは皮膚科や美容皮膚科でシミ治療の一つとして使用されてきました。 長い歴史を持つ成分ですが、「どう使ったらいいの?」「何からできているの?」など、意外と知らないこともいっぱい。そんな疑問を解説していきます!

ハイドロキノンって天然成分?

ハイドロキノンは麦芽やいちごなどにも含まれている、天然にも存在する成分です。還元作用を持つ成分として研究され、1970年代頃からシミ・色素沈着ケアの分野で使われてきた歴史があります。

ハイドロキノンの働き

ハイドロキノンは、シミの原因となるメラニンに着目した成分です。

主に、以下のような働きが知られています。

紫外線・炎症

紫外線や炎症などの刺激で、肌がメラニンを作ろうとします。

メラニン生成

チロシナーゼやメラノサイトが関わり、メラニンが作られます。

ハイドロキノン

メラニンが作られる過程に着目した集中ケア成分です。

1. メラニンの生成に関わる酵素へアプローチ

シミの原因の一つであるメラニンは、肌の中で作られます。

そのメラニン生成に関わる酵素の一つが「チロシナーゼ」です。

ハイドロキノンは、このチロシナーゼの働きにアプローチする成分として知られています。

2. メラニンを作る細胞にアプローチ

メラニンは、メラノサイトという細胞で作られます。

ハイドロキノンは、このメラノサイトへの働きでも着目されている成分です。

ハイドロキノンが選ばれる理由

美白成分には、ビタミンC誘導体、アルブチン、コウジ酸などさまざまな種類があります。これらの成分は、主にメラニンの生成を抑え、日やけによるシミ・そばかすを防ぐ目的で使われることが多い成分です。

一方で、すでに気になっているシミや色素沈着への集中ケア成分として注目されているのがハイドロキノンです。すでに気になっているシミや色素沈着へのケアに着目しているところが、他の美白成分との大きな違いです。

こんなシミにおすすめ

シミ

紫外線などの影響で目立ちやすくなる色素斑

炎症後色素沈着

ニキビ跡・やけど・虫刺されなどのあと

肝斑

頬骨のあたりに左右対称に出やすいシミ

••
そばかす

遺伝的要素や紫外線で濃く見えることがあります

ハイドロキノンが使われることのある主なシミ・色素沈着の種類。
  • シミ
    紫外線などの影響で目立ちやすくなる色素斑です。
  • 炎症後色素沈着
    ニキビ跡、やけど、虫刺され、肌荒れなどのあとに残る色素沈着です。
  • 肝斑
    頬骨のあたりに左右対称に出やすい、ぼんやりとしたシミです。ホルモンバランスや摩擦、紫外線などが関係するとされています。
  • そばかす
    遺伝的な要素が関係することもあり、紫外線で濃く見えることがあります。

どのくらいで実感が出るの?

3ヶ月くらいで実感を感じる方が多いです。シミの種類や深さ、肌質、年齢、ターンオーバーの状態によっては、7ヶ月〜9ヶ月ほど時間がかかる場合もあります。

肌のターンオーバーに合わせて少しずつ変化を感じることが多いため、年齢が上がるほど実感までに時間がかかることがあります。赤み・かゆみ・ヒリつきなどを感じた場合は、無理に使い続けず、使用を中止してください。

よくある質問

Q. よくある広告のように、ぺりっと黒い部分がはがれるの?

A. いいえ。ハイドロキノンは、黒い部分がぺりっとはがれるようなものではありません。肌のターンオーバーとともに、少しずつ変化を感じる方が多い成分です。

Q. 毎日塗らないとだめ?

A. 基本的には、毎日夜1回の使用をおすすめしています。ただし、塗り忘れた場合に一度に多く塗る必要はありません。次に気づいたタイミングから、製品の使用方法に沿ってご使用ください。

Q. 朝、洗顔料での洗顔は必要ですか?

A. 洗顔料での洗顔は必要ありません。夜の間に成分は肌の中に浸透しているので、水などで洗顔する程度で問題ありません。

Q. ハイドロキノン溶液とクリームはどう違いますか?

A. 溶液タイプは広い範囲に薄く伸ばしやすく、顔全体のくすみや点在するシミが気になる方に向いています。クリームタイプはテクスチャーが濃いめで、気になる部分へのピンポイントケアに向いています。

Q. 旭研究所のハイドロキノンはどんな人に向いていますか?

A. シミ・そばかす・色素沈着が気になる方におすすめです。

Q. ハイドロキノンは朝使えますか?

A. 旭研究所のハイドロキノン製品は、基本的に夜のみ1日1回の使用でしっかりと実感を感じていただけるように設計しています。1日2回塗っても実感がはやくなるということはありませんので1日に1回、夜にご使用ください。

Q. ハイドロキノン使用中に日焼け止めは必要ですか?

A. 必要です。ハイドロキノン使用中は肌が敏感になっているため紫外線をあびると赤くなることがあります。日中の外出時は日焼け止めをご使用ください。日傘や帽子の活用もおすすめです。屋内にいるときは日焼け止めは必要ありません。

Q. ハイドロキノン石鹸・溶液・クリームは併用できますか?

A. 併用できます。一緒に使っていただくことでより効果的になるように設計されています。

Q. 40代からのシミケアにはどれがおすすめですか?

A. 40代以降は肌のターンオーバーが遅くなるため、実感までに時間がかかることがあります。ターンオーバーに注目したレチノール配合ハイドロキノン溶液をシミに塗布して、その後にハイドロキノンクリームを重ねるのがおすすめです。

Q. はじめて使うならどの商品がよいですか?

A. はじめての方には、ハイドロキノンクリームがおすすめです。ピンポイントに使いやすく、まず肌との相性を確認するのに適しています。試し塗りをしてから、顔全体のケアにお使いください。

ハイドロキノンの使い方

1. 試し塗り

初めて使うハイドロキノン配合製品は、いきなり顔全体に使用せず、まずは目立たない部分で少量から試すことをおすすめします。

顔の目立たない部分や腕の内側などに少量を塗り、数日間様子を見て、赤み・かゆみ・ヒリつき・かぶれなどが出ないか確認しましょう。

2. 紫外線対策を行う

ハイドロキノン使用中は、紫外線対策がとても重要です。紫外線を浴びると、赤くなることがあります。日中は日やけ止めを使用し、必要に応じて日傘や帽子も活用しましょう。

3. 使用量・使用回数を守る

早く実感したいからといって、自己判断で多く塗ったり、使用回数を増やしたりすることはおすすめできません。基本的には、1日1回、夜のみの使用をおすすめします。製品に記載された使用方法を守り、肌の状態を見ながらご使用ください。

文責:旭研究所

本ページは、ハイドロキノンに関する一般的な成分情報を紹介するものです。特定の製品の効能効果を保証するものではありません。肌に異常がある場合や、シミの種類がわからない場合は、医師・薬剤師などの専門家にご相談ください。